アーバンコーフボール トライアルゲームとIKFフィードバック報告

2024年11月にアーバンコーフボールのトライアルゲームを実施し、2024年12月にはその実施内容に基づき良い点と改善点について、IKFのアーバンコーフボール・コミッティへフィードバックを行いましたのでご報告いたします。
実施概要
アーバンコーフボールのトライアルゲーム
- 実施日:2024年11月16日(土) 18:00-20:00
- 参加者:21名(名古屋15名、湘南横浜6名)
IKFのコミッティとのミーティング
- 実施日:2024年12月28日(土) 20:00-21:00
- 参加者:5名
- Lariel Matteo:Urban Korfball Committee Chair and Learning Academy member
- Pieter Swinkels:Playing Rules Committee and Learning Academy member
- 竹内結菜:名古屋ウィローズ
- 笹壁和佳奈:湘南横浜コーフボールクラブ、日本コーフボール協会理事
- 信時盛人:名古屋ウィローズ、日本コーフボール協会正会員
実施の背景
限られたスペースでも手軽にプレイできるため、公園や遊び場、都市部のあらゆる場所で気軽に取り入れることができるアーバンコーフボール。このアーバンコーフボールが今後のコーフボールの発展につながると考える2クラブでトライアルのゲームを行いました。また、今後の発展を見据え、IKFのアーバンコーフボール・コミッティへゲームの良い点(Good)、改善点(More)を報告し、疑問点(Question)について回答をいただきました。
具体的なフィードバック事項
Good
- 4秒ルールや15秒ルールによりスピード感とダイナミズムが生まれ、プレーするのも見るのも楽しい。
- ポスト下にとどまる時間が減り、ランニングインリバウンドが増加。
- 2ポイントゾーンにより試合中の緊張感が維持される。
- セットシステムにより最後まで逆転のチャンスがあり、試合が盛り上がる。
- 素早いリスタートが可能。
- 屋外でもプレー可能なユニークなルールが認知度向上に役立つ。
More
- 観客にオフェンス/ディフェンスの切り替えがわかりづらい。
- 4秒ルールによるリバウンドが危険ではないか。
- 速いペースがベテランや初心者に負担ではないか。
- 屋外フィールドの設置が難しい。
- 初心者が敬遠する可能性。
Question
- 交代のタイミング:15秒のショットクロック中にどのように行うか?
→ 回答:守備側がボールをインターセプトし、15秒が始まる前に交代。 - 4秒ルールの目的は?
→ 回答:スピードとダイナミズムを生むため。 - フィールドの作成方法は?
→ 回答:紐、チョーク、レーザー投影などを検討。
今後の展望について
- アーバンコーフボール・コミッティ:ゲームルールの改良を進める。
- 日本コーフボール協会/各クラブ:イベント開催やフィールド設置の工夫を検討。
- IKFラーニングアカデミー:意見をコンテンツ作成に活用。
- IKF:2025年のアーバンコーフボールイベントの開催を支援。
各クラブの連絡先
湘南横浜コーフボールクラブ
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名古屋ウィローズ
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アーバンコーフボールはコーフボールの新フォーマットとして知られています。アーバンコーフボールの実施例は国際的にも珍しく、国際連盟からも注目が集まっています。今後のさらなる発展に期待しましょう。