ビーチコーフボールワールドカップ(オセアニア)2025 日本代表チーム大会レポート

大会概要
大会名:IKF Beach Korfball World Cup (Oceania) 2025
開催地:オーストラリア・アデレード
開催日程:2025年11月8日(金)〜11月9日(土)
主催:Australian Korfball Association
参加国・地域:日本、オーストラリア、台湾、香港、シンガポール(5カ国・地域)
協賛:ミューラージャパン株式会社
チームコンセプト
「日本コーフボールの未来を切り拓くチーム」
コート内でのコーフボールのスキルや技術だけでなく、国際コーフボール連盟(IKF)のコアバリューでもある「Better Together(共によりよく)」に則り、コート外でもコーフボールを普及発展させることができる、共によりよく、共に未来を切り拓いて行くことができるチームを目指しました。
日本代表団
スタッフ
コーチ:武田 春菜(コーフボールクラブ埼玉)
チームマネージャー:篠原 肇(湘南横浜コーフボールクラブ)
選手
女子
- #1 金澤 遊(VICUSコーフボール杉並)
- #6 笹壁 和佳奈(湘南横浜コーフボールクラブ)
- #37 武田 春菜(コーフボールクラブ埼玉)
- #76 船橋 望(コーフボールクラブ埼玉)
男子
- #8 足立 準(浅草らいもんず)
- #14 木村 公亮(コーフボールクラブ埼玉)
- #18 渡辺 龍之介(文教大学Human Love)
- #77 篠原 肇(湘南横浜コーフボールクラブ)
試合結果
【11月8日(金)1日目】
第1試合 11:00 日本 5-1 シンガポール ○
ゲームキャプテン:篠原肇 #77
序盤から引き離し4-1で前半を終え、5-1で危なげなく勝利を収めた。
第2試合 11:50 日本 2-9 台湾 ●
ゲームキャプテン:木村公亮 #14
台湾はワールドゲームズでオランダを破る強豪。前半はともに点数があまり入らず2-0で折り返す。ビーチコーフボールは2点ゾーンがあるため、2点差は一瞬で縮まる可能性がある。しかし後半、台湾の速攻や日本の連携ミスなどで離され、9-2で敗北した。
第3試合 13:30 日本 3-4 香港 ●
ゲームキャプテン:武田春菜 #37
香港と日本は体格も似ており、似た戦術をとっていた。前半はシュートが決まり3-1と離し、3-2で前半を1点リードで折り返す。後半に速攻などで追い抜かれ4-3となり、最後決めきれず延長戦に持ち込めずに4-3で敗北した。
第4試合 14:45 日本 3-8 オーストラリア ●
ゲームキャプテン:金澤遊 #1
オーストラリアのトランジションと体格差に圧され、8-3で敗北した。
1日目の時点で4位につける。リーグ戦後4位以内に入っていれば3位決定戦に残る状況となった。
【11月9日(土)2日目】
第5試合 8:30 日本 7-6 シンガポール ○
後がないシンガポール。ここで日本に負けると全敗で最下位が濃厚になる状況。シンガポールは2点シュートを主体としたギャンブル的攻撃に出る。前半で2回決め、4-2で前半リード。後半で日本が追い上げ、残り1分で同点に追いつき、ラストシュートで金澤遊が決め7-6で勝利した。
第6試合 9:20 日本 3-5 香港 ●
ゲームキャプテン:渡辺龍之介 #18
香港との再戦。相変わらずのロースコアで2-1で前半を折り返す。残り2分で2点シュートを決め3-2でリード。3-3で残り30秒でイエローカードを献上し、そのまま5-3で敗北した。
第7試合 11:00 日本 3-9 オーストラリア ●
ゲームキャプテン:笹壁和佳奈 #6
体格に圧倒され9-3で敗北した。
第8試合 11:50 日本 4-7 台湾 ●
ゲームキャプテン:足立準 #8
3位決定戦に向けて体力温存を考えるも、前半3-2と善戦。残り3分で3-3と同点とするも、最後に引き離され7-4で敗北した。
【3位決定戦】
3位決定戦 日本 3-6 香港 ●
ゲームキャプテン:金澤遊 #1
日本にとってはIKF国際試合でのメダルがかかった大きな試合。立ち上がりから日本は良い形で攻めるも決めきれず、4-0で前半を折り返す。なかなか追いつけず最終的に6-3で敗北した。
最終順位
予選リーグ:4位通過(2勝6敗)
3位決定戦:敗退
最終順位:4位
選手コメント
#1 金澤遊 沢山練習してきたおかげで、チームとして結束力や信頼感があり、個々の成長幅も大きかったと感じています。3位に入れず悔しいですが、日本人として戦える部分を見出せたことは大きな成果だと思っています。四ヶ月間支えてくださった皆さま、本当にありがとうございました!教え子も試合を観て、「将来は日本代表になる!」と言ってくれたり、授業で取り入れたいという声も上がってきています。教育現場からも、競技の普及と発展に努めてまいります!
#18 渡辺 龍之介 目標のメダルには届きませんでしたが、2度目の大会で初勝利を挙げることができました。年代も経験も違う仲間と4ヶ月間積み上げてきた努力、そして様々な場面で支えてくださった方々に心から感謝しています。この悔しさを次にぶつけ、得た経験を競技の発展に生かしていきます。
総評
IKF Beach Korfball World Cup (Oceania) 2025に日本代表として参加し、5カ国・地域が参加する大会において最終4位という結果となりました。
予選リーグではシンガポールに2勝を挙げることができた一方、台湾、香港、オーストラリアには苦戦を強いられました。特に台湾はワールドゲームズでオランダを破る実力を持つ強豪であり、オーストラリアは開催国としてトランジションと体格の優位性を見せつけました。香港との3試合は全て僅差の展開となり、日本と似た体格・戦術で対峙する中、惜しくも勝利を掴むことができませんでした。
3位決定戦では、IKF国際試合でのメダル獲得を目指しましたが、香港に2-6で敗れ、惜しくもメダルには届きませんでした。しかしながら、本大会を通じて、国際レベルでの経験を積み、日本のビーチコーフボールの現在地を確認することができました。
今回の経験を糧に、今後の日本コーフボールの発展、そして国際舞台でのさらなる飛躍に向けて、引き続き努力を重ねてまいります。
ライブ配信アーカイブ
Day1
https://www.youtube.com/watch?v=rN2odmdJRZ8
https://www.youtube.com/live/V2SH6Z6GERQ
Day2
https://www.youtube.com/watch?v=Kvevtio73hc
https://www.youtube.com/watch?v=LCSSJCaamaE
https://www.youtube.com/watch?v=9BRrCu49Pb0
謝辞
本大会の開催にあたり、Australian Korfball Associationをはじめとする大会関係者の皆様、そして協賛いただきましたミューラージャパン株式会社様に深く感謝申し上げます。また、練習などサポートに参加くださった皆様、日本から応援してくださった皆様、ライブ配信を通じて声援を送ってくださった皆様にも心より御礼申し上げます。
今後とも、日本コーフボール協会および日本代表チーム「ビーチあさがおジャパン」への変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。
