弊協会理事一行が台湾コーフボールを訪問し議論や合同練習へ参加しました。
2025年11月22日〜24日の3日間、日本コーフボール協会の理事3名が台湾にて大学・代表チームの練習参加および台湾コーフボール協会の Penny 氏との打合せを実施いたしました。
本訪問には、当協会理事の信時盛人・立花すばる・大野慶吾が参加し、現地関係者の皆様との意見交換を通じて有意義な交流の機会となりました。
※渡航費・宿泊費・現地移動費など、本出張に伴う費用はすべて参加理事3名の自己負担にて実施しております。

1. 今回の訪問目的
- 台湾代表チーム・大学チームとの合同練習参加(NTUE・南関高校)
- 台湾コーフボール協会 代表 Penny 氏とのミーティング
- 日台交流強化に向けた情報収集とネットワーク構築
台湾はアジアにおいて最もコーフボールが発展している地域であり、その要因として、教育現場における競技環境の整備が挙げられます。日本における普及・競技力向上を進めるにあたり、台湾の取り組みは参考になるところが多く、その価値を今回の訪問を通じて再認識いたしました。

2. Penny 氏とのミーティング(11月23日)
台湾コーフボール協会の Penny 氏と約1時間(11:30〜12:30)の打合せを行いました。
主なディスカッション内容
① 普及戦略:ビーチ・Korfball4 の重要性
8人制(フルコート)は場所確保が難しいため、普及期はビーチコーフボールや4人制(Korfball4)に注力するのが良いとの助言をいただきました。
② コーフボール × 観光 の可能性
日本の観光資源(雪、港町、夜景など)と組み合わせることで、スポーツツーリズム × 大会により海外選手を呼び込める可能性をご指摘いただきました。特に沖縄・北海道などクラブチームが所在しておらず観光が盛んな地域でビーチやアーバンの屋外競技を行うことは、国内での認知度向上にも寄与するだろうとの仮説を共有しました。
③ 資金獲得(Funding)の実例
台湾協会は政府支援を獲得しており、普及・発展のための取り組みを継続的に行うことができているとのことです。行政との連携のためにも競技の社会的価値を示すことの重要性を共有しました。
④ 今後の国際交流
【台湾への派遣】
2025年4〜5月頃に新北市で国際大会を開催予定とのこと。日本からはチーム単位でエントリー希望があれば参加可能です。
【日本への興味関心】
Penny 氏は日本でも国際大会が開催されることへ前向きな姿勢を示されました。先述のツーリズムの設計やスポンサーシップの獲得が重要な要素であるとご指摘いただきました。
その他「台湾協会の組織体制」「代表選手の選考について」についても伺いました。

3. 台湾での練習参加レポート
■ 11月22日(金)NTUE(国立台北教育大学)|18:30–21:00
主に、少人数でも効果の高い練習メニューを中心に実施しました。
- スローで動きを確認しながらのランニングイン・ミドルシュート
- プレッシャーをかけた状態でのミドルシュート・ゴール下シュート
- 動きの中でのリバウンドを交えたパスワーク・シュート
- ゲーム
約2時間の活動にも関わらず、強度の高い練習であり、台湾のコーフボールのレベルの高さを感じました。特に、ディフェンスの強度が高く、オフェンスはその環境下でシュートを決めることが求められることから、オフェンス・ディフェンス双方の上達が見込まれることを実感しました。
■ 11月23日(土)南関高校|13:00–15:00
代表選手の練習に参加しました。
- スローで動きを確認しながらのランニングイン・ミドルシュート
- ゲーム
ディフェンスにおいて、自分のマークしている相手がボールを保有していない場合でも、ボールを視野に入れることを強く意識していました。また、台湾の競技基盤の強さは、日々の練習と教育システムが一体化している点、台北市周辺に選手が集中しており合同練習がしやすい点にあると感じました。

4. 今後の展望
今後は以下の取り組みを軸に、継続的な国際交流を推進してまいります。
- 協会を通した定期的な意見交換
- 台湾における国際大会へ日本からチーム派遣
日本の競技力向上と若手育成のため、台湾との連携をより強固なものにしていく方針です。

最後に
今回の台湾出張に際し、ご協力いただいた台湾コーフボール協会の皆様、練習に参加させてくださった選手・指導者の皆様に心より感謝申し上げます。
今後も日本コーフボール協会では、日本国内の普及と日本代表チームの強化に取り組んでまいります。
