【大会レポート】第15回日本選手権大会

【大会レポート】第15回日本選手権大会

去る2022年11月12日-13日に石川県金沢市中央市民体育館において、弊協会主催の大会である第15回コーフボール日本選手権(以下、本大会)が開催されました。以下本大会のレポートをお届けいたします。

大会名:第15回コーフボール日本選手権
日時:2022年11月12日(土)~13日(日)
場所:石川県金沢市 中央市民体育館

https://www.kanazawa-sports.jp/use/search/176/

■参加チーム

参加チームは以下の7チームでした。

本大会ホストである【石川県】石川スーパーウルフ。
前大会優勝の【東京都】VICUS United。
2019年まで6連覇の【東京都】コーフボールクラブ東京。
前大会ホストかつ第三位の【岡山県】岡山県コーフボール協会。
2018年、2019年準優勝の【大阪府】大阪Mozzu。
2019年に続き二度目の出場となる【埼玉県】コーフボールクラブ埼玉。
2017年来の出場、過去に二度準優勝の経験を持つ【愛知県】名古屋ウィローズ。

■大会のフォーマット

Aブロック:コーフボールクラブ埼玉、大阪Mozzu、コーフボールクラブ東京、名古屋ウィローズ
Bブロック:石川スーパーウルフ、岡山県コーフボール協会、VICUS United
予選は勝ち点方式を採用(勝ち+1 / 引き分け 0 / 負けー 1 )し、各予選ブロックの 1位および各ブロック 2 位以下のうち、A・B ブロック合わせて勝ち点の多い上位 2 チームが決勝トーナメントへと進出、その他の下位チームは、翌日の下位リーグへと進みます。

■協力:金沢文化スポーツコミッション様

本大会は、昨年のコーフボールジャパンオープン2021に引き続き金沢文化スポーツコミッション様より協力をいただいております。大会の際に公式LINEに登録すると、金沢を楽しむための様々なおもてなし企画情報を入手でき、また今大会の参加者には金沢文化スポーツコミッション様より、オリジナルパッケージの”金沢カレー”が配布されました。

金沢文化スポーツコミッション様 提供グッズ 撮影:信時盛人

https://www.kanazawa-csc-kk.jp/

■イベント1:遊学館高校 コーフボール講座

本大会のホストである石川スーパーウルフが地元金沢の遊学館高校の学生へのコーフボール講座を行いました。また2022年に開催されるアジア・オセアニアコーフボール選手権に出場する日本代表選手との交流マッチが開催されました。

遊学館高校 コーフボール講座  撮影:川邉祐樹

■イベント2:YouTube配信 決勝戦の実況/解説

金沢文化スポーツコミッション様、ワン・オール様のご協力でYouTube配信を行いました。また決勝は、コーフボールの試合を楽しんでもらえる新しい取り組みとして、選手による初の実況/解説も行いました。実況/解説メンバーは下記の通りです。

<実況>
大野慶吾(名古屋ウィローズ)
<解説>
・試合前▶️ 信時盛人(日本コーフボール協会)
・1Q▶️ 川井凱(石川スーパーウルフ)、安田真人(コーフボールクラブ埼玉)
・2Q~4Q▶️ 糟谷直樹(名古屋ウィローズ)、大矢麻代(名古屋ウィローズ)
・ハーフタイム(2Qと3Qの間)▶️ 越村知史(金沢文化スポーツコミッション)
協力:ワン・オール株式会社様
https://oneall2013.co.jp/
動画:

https://youtube.com/channel/UCC19vrdGDTmRl5uPuEEZLdA

■イベント3 「アジア・オセアニアコーフボール選手権」代表選手紹介

11/28からタイで開催される「アジア・オセアニアコーフボール選手権」に出場する日本代表メンバーが紹介されました。

撮影:川尻翔太

■大会結果 

優勝:コーフボールクラブ東京
準優勝:VICUS United
第三位:大阪Mozzu
第四位:岡山県コーフボール協会
第五位:名古屋ウィローズ
第六位:コーフボールクラブ埼玉
第七位:石川スーパーウルフ

優勝写真 水引トロフィー

大会ベスト8 
秋山仁志(VICUS United)
安齋由紀(コーフボールクラブ東京)
大矢麻代(名古屋ウィローズ)
加藤凌(コーフボールクラブ東京)
田中千智(岡山県コーフボール協会)
永井廉(VICUS United)
古木翔(コーフボールクラブ東京)
古木優(コーフボールクラブ東京)

MVP 
大矢麻代(名古屋ウィローズ)
古木翔(コーフボールクラブ東京)

新人賞
伊藤沙優(コーフボールクラブ東京)
川井凱(石川スーパーウルフ)

■竹崎雄一 一般社団法人日本コーフボール協会会長より

第15回コーフボール日本選手権が多くの方の協力をいただき金沢市で開催することができました。厚く御礼申し上げます。

金沢文化スポーツコミッションのみなさまとは、2019年にコーフボールの日本選手権を開催したいとおっしゃっていただきながら、2020年度は新型コロナの影響で中止、2021年度も多くのチームが活動が停滞していたこともありオープン大会としての開催となっていました。今回3年目にして開催が実現しました。体育館の確保だけでなく、トロフィーや楯のご提供、ライブ配信に向けたご手配など多大なるご支援を賜りました。

ライブ配信は株式会社ワン・オールの方々に行っていただきました。クオリティの高い配信で、会場に来られない方にもコーフボールの試合を見ていただくことができました。まだご覧になられていない方はぜひご覧ください。特に決勝戦は、選手による実況と解説が入っていますので、初めてご覧になる方も分かりやすいです。

また、今回初めて選手の安全確保のため、看護師とトレーナーの方にも常駐いただき、怪我人の治療などご支援をいただきました。看護師の松本さん、トレーナーの出雲路さん、上野さん、ありがとうございました。カメラマンの川尻さんは今までもお世話になっていますが、今回も迫力のある写真を多く撮影いただきました。ありがとうございます。現地の石川スーパウルフのみなさんには当日の設営から片付けまで中心になって活動いただきました。ボランティアで本部の運営やアナウンスも行っていただき、大会を盛り上げていただきました。

今大会の開催に向けては、各チームの選手有志が参加して準備を進めました。大会に向けた練習で忙しい中、全体の運営や競技運営、広報活動や感染症対策などの準備を行っていただきました。今回の活動を継承して、次の大会の運営に活かしていきたいと思います。

さて、大会については7チームが参加しました。コロナ禍ですが、各チームしっかり練習していたため、レベルの高い接戦が多く見られました。結果は古豪コーフボールクラブ東京が2大会ぶりの優勝となりましたが、参加した全てのチームがコーフボールを楽しんだことと思います。若い選手の参加が増えたことも感じました。今後ユース対象の国際大会への参加も目指していきたいと思います。

来年度の大会も金沢市で、2023年11月25日、26日に開催します。さらに盛り上がる大会を目指して協会も活動していきます。
改めて、ご支援いただいたみなさま、選手のみなさまありがとうございました。

一般社団法人日本コーフボール協会
竹崎雄一

■メディア掲載:石川テレビ

大会の模様が一部、石川テレビにて放送されました。
オランダ発祥のスポーツ『コーフボール』とは? 石川の選手が日本代表に

以下、試合結果
<1日目>
・Aブロック
大阪Mozzu 5-2 コーフボールクラブ埼玉
コーフボールクラブ東京 6-4 名古屋ウィローズ
コーフボールクラブ東京 7-4 コーフボールクラブ埼玉
大阪Mozzu 8-4 名古屋ウィローズ
コーフボールクラブ埼玉 4-2 名古屋ウィローズ
コーフボールクラブ東京 7-4 大阪Mozzu
・Bブロック
岡山県コーフボール協会 10-7 石川スーパーウルフ
VICUS United 11-7 岡山県コーフボール協会
VICUS United 9-4 石川スーパーウルフ

<2日目>
・下位リーグ
名古屋ウィローズ 7-3 石川スーパーウルフ
名古屋ウィローズ 6-5 コーフボールクラブ埼玉
コーフボールクラブ埼玉 7-6 石川スーパーウルフ
・準決勝
コーフボールクラブ東京 15-4 岡山県コーフボール協会
VICUS United 11-4 大阪Mozzu
・3位決定戦
大阪Mozzu 10-5 岡山県コーフボール協会
・決勝
コーフボールクラブ東京 8-7 VICUS United