【日本代表:大会結果報告】2023/5 香港遠征

【日本代表:大会結果報告】2023/5 香港遠征

日本代表「あさがおJAPAN」は香港遠征を行い、香港コーフボール協会(Hong Kong China Korfball Association)が主催のプレジテントカップおよび、現地クラブ「廈村合球」が主催のテレサカップに出場いたしました。

各大会の概要および結果は以下の通りです。

1.テレサカップ

2023/5/26に開催されたテレサカップ(Theresa Cup、2023 歡蕙盃國際合球邀請賽)に出場しました。

大会には、日本代表の他に、香港のクラブチーム(廈村合球/和誠元義)、中国のクラブチーム(萊恩)の計4チームが参加し、3点先取方式のハーフコートゲームが行われました。

■ 大会結果 ■
1位:和誠元義(香港)
2位:廈村合球(香港)
3位:日本代表
4位:萊恩(中国)

■ 試合結果 ■
【3-2で勝ち】5/26(金)vs萊恩(中国)
【1-3で負け】5/26(金)vs廈村合球(香港)
【1-1で分け】5/26(金)vs和誠元義(香港)

2.プレジデントカップ

2023/5/27~28に開催された「第66回プレジデントカップ(第66屆體育節 2023會長盃國際合球邀請賽)」のオープングループに出場しました。

オープングループには4つの国と地域から、日本代表/香港代表/マカオ代表/萬芳高校(台湾)が参加しました。

■ 大会結果 ■
1位:萬芳高校(台湾)
2位:香港代表
3位:日本代表
4位:マカオ代表

■ 試合結果 ■
【4-22で負け】5/27(土)vs萬芳高校(台湾)
【15-6で勝ち】5/28(日)vsマカオ代表

■ 出場メンバー ■

◆スタッフ

日本代表監督:辻川 明子

◆選手

※氏名(所属クラブ)
大矢 麻代(名古屋ウィローズ)
安齋 由紀(無所属)
立花 絢美(岡山県コーフボール協会)
田中 千智(岡山県コーフボール協会)
古木 優(コーフボールクラブ埼玉)
山本 美紀(大阪Mozzu)
吉田 桃奈(コーフボールクラブ東京)

足立 準(VICUSコーフボール杉並)
荒巻 俊也(大阪Mozzu)
神長 浩平(コーフボールクラブ東京)
川井 凱(石川スーパーウルフ)
篠原 肇(湘南横浜コーフボールクラブ)
松生 竣佑(大阪Mozzu)
村野 慶多郎(VICUSコーフボール杉並)

■ 監督/選手コメント ■

◆ 辻川 明子 監督 コメント ◆

10月の世界選手権に向けての第2回選考会として香港遠征に臨みました。
5月25日は元香港代表と2時間の高強度の4対4ゲームをアウトドアで実施しました。
5月26日はテレサカップの試合に参加しました。中国や香港のクラブチームとの試合その他、大会後には各チームの選手がミックスして色んな選手とチーム組んで試合しました。お互い言語が違いますが、英語やボディー・ラングエッジでコミュニケーションを取りながら、非常貴重な経験ができました。
5月27‐28日には、本遠征のメイン大会であるプレジデントカップに参加しました。
遠征メンバーに新しい選手が数人いるなか、各自の個人目標を立てながら、チームとしては「全力を出す」「チームワークを高める」を意識し、大会直前には香港代表とフレンドリーマッチを行い色んな組み合わせも試しました。
大会初戦では、台湾の名門高校である萬芳高校に敗戦となり、個人の攻撃力不足、臨機応変なプレー選択のスピード不足、ディフェンスの強度不足などの反省点がありました。
翌日のマカオ代表戦では、全体的に攻撃力を上げるべく得点効率の高い作戦への改善と、相手の得点をいかに抑えるかを重点的に意識し、勝利することができました。
今後は、世界選手権に向けた最終選考に入りますが、この遠征で痛感した不足を感じながら次回7月合宿で課題を一つずつ改善し、強い日本代表を作りたいと思います。

◆ 山本 美紀 選手 コメント ◆

今回の香港でのプレジデントカップへの出場は、普段別のチームで練習しているメンバーでの参加であり、10月の世界選手権に向けて一緒にプレーができる数少ない貴重な時間となりました。
大会では、日本国内だけでは味わえない、海外ならではのスピード感や戦術も体感し、各自の改善点や得意なことを発見することができました。
監督が普段から仰っているコミュニケーションに関しても、短い期間の中で試合後の動画での振り返り等を通してお互いのプレーへの理解が深まったように感じます。また、日本チームメンバーに限らず、海外の選手とも積極的にコミュニケーションを取り、香港の選手に技術的な部分を教えてもらう等、チームにとって大変実りのある遠征となりました。
個人的には、悔しい部分もありましたが、今回の遠征で学んだこと、感じたことを吟味した上で、次に繋げられたらと思います。
最後になりましたが、遠征にあたって、ご尽力いただいた方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。

◆ 荒巻 俊也 選手 コメント ◆

今回の香港遠征は、コーフボールを通じて異なる文化や人々との交流を楽しむ素晴らしい経験でした。香港の美しい景色や活気ある街並み、そして地元のコーフボールチームとの試合や練習は、選手としてのスキル向上ができたと思います。

また、香港遠征は選手同士の親睦を深める機会でもありました。目標に向かって一体感を持ち、試合に向けての戦略を練ることは、チームの団結力を高めることにつながったはずです。

さらに、新しい文化や風習に触れることで、選手たちは自分たちの視野を広げることができたかもしれません。異なる国の人々と交流し、彼らのコーフボールへの情熱やアプローチに触れることで、新たなアイデアや戦術を学ぶことができたかもしれません。

香港遠征は貴重な体験であり、コーフボールの魅力をさらに深める機会となりました。一緒に参加した選手たちが経験を得ることで、選手たちの成長とチームの発展に繋がるよう生かしていきたいと思います。