地域スポーツクラブ・導入事例

東京都杉並区の富士見丘中学マルチスポーツクラブ様にて中学生向けのコーフボール講座を実施いたしました。

2022年7~9月の2ヶ月間、全8回の講座形式にて開催し、杉並区にて活動しているコーフボールクラブ「VICUSコーフボール杉並」の選手が講師を務めました。

富士見丘中学マルチスポーツクラブについて

東京都の杉並区立富士見丘中学校を拠点に活動している中学生向けのスポーツクラブです。『多種目のスポーツが体験できる新しい部活』をコンセプトに、2~3か月ごとに異なるスポーツの講座を実施しています。週1回の活動ごとに2種目を実施しており、参加者は活動を通じて様々なスポーツを体験することができます。

コーフボール以外でもHIP-HOPダンス、アルティメット、ハンドボール、フレスコボール、YOU.FO、スポーツチャンバラ、ゴールボール、チアリーディング、ボッチャなど、幅広い種目を実施しています。

参加者の声

富士見丘中学マルチスポーツクラブ運営担当 矢島様より

バスケットボールとのルールの違いやゴールが多少高いことに、生徒たちは始めは戸惑っていたようですが、回数を重ねるうちに馴染んできました。講座では何人かのグループに分かれ、シュートが入った本数をグループ対抗で勝負するなど、盛り上がるような工夫がされていました。講座の最後の方ではコーチ陣vs生徒チームのゲームも行い、(3名対4名の試合でしたが)なんと生徒チームが勝利しました。最終的に大盛り上がりで終了することができました。

生徒からは「またやりたい」との声が多く出ており、来年度も継続したいと考えています。コーチ陣の皆さん、ありがとうございました。

担当講師より

中学生向けのコーフボール講座という初めての試みでしたが、子どもたちの積極的な参加のおかげで大変有意義な講座となりました。子どもたちにとっては初めて目にするスポーツのはずでしたが、すぐにルールを覚えて試合を楽しむことができる子どもたちの吸収力に、講師としても非常に教え甲斐がありました。

また教材としてのコーフボールという面では、ドリブルや接触ができないというコーフボールの特性上、1人で点を取ることはできずチームワークやオフザボールの動きが不可欠の競技です。

「いかにして他のプレーヤーと協力して点を取るか」を常に考えなければならず、協調性や戦略的思考を育むのに適したスポーツであると再認識できました。

またコーフボールがコンタクトが少なく怪我のリスクが低い競技であることは、子どもたちにとっては取り組みやすい要因の1つであったと思います。今回は女子も参加していましたが、接触が無いルールのおかげで男子とも互角にプレーすることができていました。

このような貴重な機会を提供していただいた富士見丘中学マルチスポーツクラブ様、体育館を提供していただいた富士見丘中学様に改めて御礼申し上げます。

講師:村野慶多郎(VICUSコーフボール杉並)